次に、開業初心者にとって、とても大事な、「リスクの少ない資金計画を立て方」のポイントをお教えします。
(1)「当面の生活費を確保し、資金計画に入れておく」
残念ながら、どんな商売でも、開業したその月から、利益が出ることなどめったにありません。
ですから、当面の生活費を確保したうえで、開業に臨むのがベストです。
期間としては、早くて1年、長くて3年程度、商売が軌道にのり始めるまで、やはりそのくらいの期間は必要だと思います。
予めそのことを想定した資金計画を立てておけば、かなり余裕をもって開業に臨むことができるので安心です。
計算式は以下のようになります。
【自己資金(貯蓄や退職金など)】 − 【当面の生活費】 = 【開業資金として使える総額】
具体的に計算してみましょう。 例えば、
現在の貯蓄額 : 300万円
退職金 : 200万円
1ヶ月の生活費 : 15万円
だとしたら、
【300万円+200万円】 − 【15万円×12ヶ月】 = 320万円
320万円が、今現在アナタが開業資金として使える総額になります。
但し、この場合の余裕期間は1年です。
「いくらなんでも320万円じゃあ、お店は持てないよ!」という場合は、まずは貯蓄額を増やす努力をしましょう。
それ以外としては、借り入れ(融資)をおこすという方法もあります。
そこで、
(2)「開業資金総額の約30%は自己資金でまかなう」
借金はできる限り少なく、が、開業初心者の鉄則です。
借りれるからといって、必要以上に融資額を増やすのは危険です。
最低でも、開業資金総額の30%は自己資金を用意し、残りを公的融資などを利用した資金調達でまかないましょう。