昔より継続的に取引ができる
お店が増えた

弊社は、『安全と安心』をテーマに安全作業シューズ、地下足袋、手袋等の製造販売を行っております。近年は、定番の地下足袋だけでなく足袋型のスポーツテイストのシューズや、カジュアルに履ける足袋型シューズも多数提案しています。定番の地下足袋は海外生産なのですが、足袋型のシューズは国内の生産技術をこれからも残していきたいという想いもあって、岡山の工場で手作業で一足一足作っています。

これからも、人々の生活の安全と安心を、足元より支えていくことを基本に置いて、さまざまな商品やサービスを提案し続けると同時に、日本の職人さんたちが100年にわたって使ってきているJIKATABIを、世界の人々の生活シーンにもっと利用してもらえるよう努力してまいりたいと考えております。

弊社の靴や足袋を海外にむけて販路開拓するにあたり、3つほど懸念点がありました。

• 売れるか分からない地下足袋のような爪先の割れた独特な形状をした靴を、たくさん仕入れることはバイヤーにとってリスクが高く、取り扱いづらい。
• バイヤーによっては展示スペース、在庫スペースも限られているため、同じ商品でも10~13サイズもある全サイズの各色を仕入れて販売するのは難しい。
• まとまった数量を受注すると、弊社側でも海外輸出に物流センターが対応していないため、デリバリーに時間がかかる。

しかし、SD exportを利用することにより、バイヤーは、1商品の各色1足ずつから仕入れて展示できるため、在庫スペースを節約しながらお客様の反応を確かめることができるようになります。そして、追加発注をいただければ国内の出荷は受注日当日に出荷できるため、SD exportから海外のお客様へ届くのも、長くて１週間から10日程度で届きます。そのため、現地側でも取り寄せ中として対応可能となりました。

現在では、密かな足袋ブームにより毎月リピートオーダーいただけるバイヤーも増えており、そのバイヤーの販売状況を見て新規にお取引開始されるバイヤーも毎月増えております。

日常的なやりとりはスムーズにできています。むしろ、新商品の入荷時期や人気商品の再入荷時期を急かされています。自己解決ができそうなことは自力で私の方が対応しています。それでも対応に困ったときはSD exportにはサポートデスクがあるので、間に入っていただいて細かな部分のやり取りはサポートいただいているので心強いです。

配送も国内のSD exportの拠点に送るだけなので、国内のお取引先の延長にいる、言語だけが違うお客様という感覚でやり取りをさせていただいています。本来サイズがある靴を販売するのはとても難しいと思うのですが、SD exportを通じて、継続的にお取引ができる海外店舗が増えているのはとてもうれしいです。