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| S1 |
中国文化大革命の大宣伝[上]
(9784875861744)
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1点 |
メーカー希望小売価格(税抜)
¥3,500 / 1点
1セット (1点) |
卸価格は会員のみ公開 |
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登録日:2026/6/3
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プレゼンの天才・毛沢東の魔術を100万字で読み解きました。
コラムニストの天野祐吉氏は、この本を評して「毛沢東の文化大革命を“宣伝”という 視点からとらえ、ここまで執拗に紹介・解説した本は、世界にもまず例がない」と語っています。“最後の文人”草森紳一が、現代史最大の謎の一つ「文化大革命」に挑み、情報分析官さながらそのプロパガンダ(=プレゼンテーション)の一部始終を読み解いた上下巻計1200ページの大冊です。 1960年代半ば、「文化大革命」の号令によって、3000万人が亡くなったとも言われています。権威が失墜しつつあった毛沢東は、中学生高校生を煽り立て、敵対勢力を一掃します。「司令部を砲撃せよ」とまで号令を発し、民衆はおろか国家元首までをもリンチにかけ、ついには殺害してしまいます。人々も「毛沢東万歳」を御旗の下、進んで破壊・殺戮を繰り返したのです。 草森は「社会主義国家においてはすべてが宣伝である」と喝破しています。宣伝はいかに人をダマし、人はいかにダマされたのか──プロパガンダの手管を飽きることなく穿っていきます。 草森は、「執筆時に頭によぎったことは、一見無関係でも、何か繋がりがあるはずだから書く」という主義で、本書も、学術的な文革論とは明確に一線を画しています。「ゴルゴ13」や、中国詩論、ユーモア論など縦横無尽です。そして、その先には悲劇の中にあっても“生き続けようと意志する”人間の姿が見えてくるはずです。 雑誌『広告批評』での足かけ11年の連載が待望の書籍化です。 【目次】 [上巻] ■宣伝体 毛沢東はなぜ70歳を超えて長江を泳いだのか? ■紅衛兵 中学生高校生は、毛の小さな兵士(孫悟空)になり、反対勢力を駆逐した。 ■スローガン プレゼンテーションの魔術師・毛沢東のひと言で、人々はたちまち暴徒と化した。 ■下放 若者たちは、毛沢東が奪権し、用済みになると、草も生えない農村に駆逐され、使い捨てられた。 ■米中外交 ニクソン訪中も、対外示威のために「宣伝」の具として使われた。 ■林彪/四人組 毛沢東を利用し、のし上がろうとした者は、ことごとく敗れ、死ぬことになった。 ■大義、親ヲ滅ス 文革は「革命」「毛沢東万歳」の大義の下、肉親をも告発させ、死へと至らしめた。 ■毛主席万歳 「唯物主義」の社会主義の中で扇動を繰り返すことで、毛沢東は、神よりも偉くなった。 ■万里の長城 田中角栄はなぜ、日中外交交渉の際に、万里の長城へ案内されたか? 草森紳一(くさもり・しんいち) 評論家。作家。1938年北海道帯広市生まれ。1961年、慶応大学中国文学科卒。婦人画報社で雑誌「メンズクラブ」「婦人画報」の編集者を務める。64年退社し、雑誌「美術手帖」にアンリ・ルッソー論「幼童の怪奇」発表。マンガからポップアート、広告、写真、中国文学など幅広い領域の文化史をテーマに執筆活動を続けた。 72年「江戸のデザイン」で翌年度の毎日出版文化賞受賞。 心不全のため東京都江東区の自宅で18日死去、70歳。 |
| 判型 : A5判 並製 頁数 : 上592頁/下600頁 ISBN : 上 978-4-87586-174-4 C0095下 978-4-87586-175-1 C0095 |
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コラムニストの天野祐吉氏は、この本を評して「毛沢東の文化大革命を“宣伝”という 視点からとらえ、ここまで執拗に紹介・解説した本は、世界にもまず例がない」と語っています。“最後の文人”草森紳一が、現代史最大の謎の一つ「文化大革命」に挑み、情報分析官さながらそのプロパガンダ(=プレゼンテーション)の一部始終を読み解いた上下巻計1200ページの大冊です。
1960年代半ば、「文化大革命」の号令によって、3000万人が亡くなったとも言われています。権威が失墜しつつあった毛沢東は、中学生高校生を煽り立て、敵対勢力を一掃します。「司令部を砲撃せよ」とまで号令を発し、民衆はおろか国家元首までをもリンチにかけ、ついには殺害してしまいます。人々も「毛沢東万歳」を御旗の下、進んで破壊・殺戮を繰り返したのです。
草森は「社会主義国家においてはすべてが宣伝である」と喝破しています。宣伝はいかに人をダマし、人はいかにダマされたのか──プロパガンダの手管を飽きることなく穿っていきます。
草森は、「執筆時に頭によぎったことは、一見無関係でも、何か繋がりがあるはずだから書く」という主義で、本書も、学術的な文革論とは明確に一線を画しています。「ゴルゴ13」や、中国詩論、ユーモア論など縦横無尽です。そして、その先には悲劇の中にあっても“生き続けようと意志する”人間の姿が見えてくるはずです。
雑誌『広告批評』での足かけ11年の連載が待望の書籍化です。
【目次】
[上巻]
■宣伝体
毛沢東はなぜ70歳を超えて長江を泳いだのか?
■紅衛兵
中学生高校生は、毛の小さな兵士(孫悟空)になり、反対勢力を駆逐した。
■スローガン
プレゼンテーションの魔術師・毛沢東のひと言で、人々はたちまち暴徒と化した。
■下放
若者たちは、毛沢東が奪権し、用済みになると、草も生えない農村に駆逐され、使い捨てられた。
■米中外交
ニクソン訪中も、対外示威のために「宣伝」の具として使われた。
■林彪/四人組
毛沢東を利用し、のし上がろうとした者は、ことごとく敗れ、死ぬことになった。
■大義、親ヲ滅ス
文革は「革命」「毛沢東万歳」の大義の下、肉親をも告発させ、死へと至らしめた。
■毛主席万歳
「唯物主義」の社会主義の中で扇動を繰り返すことで、毛沢東は、神よりも偉くなった。
■万里の長城
田中角栄はなぜ、日中外交交渉の際に、万里の長城へ案内されたか?
草森紳一(くさもり・しんいち)
評論家。作家。1938年北海道帯広市生まれ。1961年、慶応大学中国文学科卒。婦人画報社で雑誌「メンズクラブ」「婦人画報」の編集者を務める。64年退社し、雑誌「美術手帖」にアンリ・ルッソー論「幼童の怪奇」発表。マンガからポップアート、広告、写真、中国文学など幅広い領域の文化史をテーマに執筆活動を続けた。 72年「江戸のデザイン」で翌年度の毎日出版文化賞受賞。 心不全のため東京都江東区の自宅で18日死去、70歳。